今回は三重県にお住まいのご子息様から横浜市緑区にあるご実家の家財買取を、ホームページからご依頼をいただきました。
お話しを聞くとお一人でお父様がお住まいだったご実家だったそうですが、病気でお亡くなりになり、それからはご自分達で遺品の片付けをおこなっていたそうです。
ただ住まいが三重県ということもあり週末に時間を作っては上京し、片付けられていたそうですが
思ったよりも量が多く、進まないことから片付けをしてくれる業者を探していたそうです。
はじめは不用品回収業者を探していたみたいですが、たまたま弊社のホームページをご覧になって買取ができそうなものが少しあったのでご依頼いただいたとのことでした。
お伺いさせていただき、家の中の状況を拝見させていただくと、たしかに物が多くご自身達では片付けても一向に減っていくような感じではありませんでした。
そこでまずは買取できる、または無料で引き取りが可能なものを探し、残ったものを提携先のゴミ屋さんで処分してもらう形にしました。
家具などの大型商品は年代が古く、海外でも難しい品物ばかりでしたので小さな雑貨類を主に買取させていただきました。
まずは銀製品です。
昔はゴルフなどの賞でもらうトロフィーが純銀製でした。今ではほとんどメッキが使われています。
見た目には酸化して黒ずんでいる為、あまり価値がないと思われがちですが、金やプラチナなどとおなじく貴金属なのです。
トロフィーやプレートに使われていた銀製品は溶かして再製品に、銀食器などの製品はそのままの形で再商品化されます。ちなみにこの画像に写っているもので2万円くらいの買取になります。
お客様はゴミにするところだったと驚いておりました。
次はグランドセイコーの腕時計です。
こちらはSEIKOの中の高級ブランドです。こちらも動かないし、SEIKOの時計なので価値はないと思っていたそうです。
この画像の時計のタイプはクオーツ式なので、内部OH、電池交換をして再商品化します。
お次はCHARATAN(チャラタン)のパイプです。
英国製のパイプなのですが、最近では禁煙ブームでめっきりパイプを使う人を見なくなりました。
画像のパイプは非常に珍しいタイプのパイプで、これだけ大型のパイプはなかなかありません。
こちらも実際に使用していたのを見たのは3~40年前くらいだということでした。
これ以外にもお父様は多趣味だったらしく、ラジコンや骨董類などがあり総額で15万円くらいの買取となりました。
これで再利用できるものはなく、すべて不用品として家財を処分できることになり、後日ゴミ屋さんにお願いし、きれいに片付けることができました。
このように、まずご自身でゴミかゴミじゃないかを判断されるのではなくまずは業者に判断してもらい、それから不用品の処分をされることを強くお勧めします。